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2006年11月17日

上浜の…

 上浜釣堀はニジマスの養殖場でもありますので当然卸しも行っています
 市場や料理屋だけでなくイベント等の釣り大会や掴み取りにも出荷しているそうです
 ですからきっと秋田のあちこちに上浜印のニジマスが出没してるハズ(印はないよ?念のため
 あ、そうそう余談ながらキャストアップのオーナーも買いにいらしたことがあるとか

 で、裏の養殖場を見せていただくとマス達はほぼサイズ毎(誕生年かも?)に区分けされ
 それぞれ独立したプールでちゃぷちゃぷ泳いでいるのが確認できます
 大体にして出荷時はサイズを揃えることが基本なのでしょう
 さらにお話を伺ってみると一番値がでる型が25~30㌢だそうで
 またこれより小さい型もキャンプ場への放流など結構需要があるそうです
 でもたまーに運悪く(良く?)売れ時を逸してしまい
 もはや買い手が皆無なほどに大きく育ってしまうマスも居るそうで
 そんな彼らの運命やいかに?

 オーナーにそこら辺を直撃取材
 するとオーナー「餌釣りのみで営業してた頃だけど」と断りをいれてから

「大きすぎると釣堀に放しても
 竹の延べ竿では糸を切られる事が殆どだったので放流できず
 安定供給するための育成コストを考えると
 料理のメニューにすることも出来ず
 当然買い手もない、となると使い道がね…」


 ふむふむ、確かに慈善事業やってる訳ではありませんからね
 それではいったい彼らの行く末はいかに?


だから、川に捨ててた」(苦笑しながら)


 へぇ~そうなんだ…ってオイコラ!今なんと?
 モッタイナーイナーイナーーイ

 ま、現在はオーナーの御理解もあり
 ルアーフライでの釣りを解禁してくれていますので
 そのような魚達も日の目を見ることが許されまして
 メインポンドの「小中型マス沢山放流数釣り池(仮称)」ではなく
 もう一つある同規模の池にわずか十数匹程度で贅沢に暮らしています

 ただこの池「…中型マス…数釣り池(仮称?」と同様に完全湧水なのはともかく
「小…型…沢山放流…(仮称?」とは性格が大きく異なり
 水深30~50㌢程度の全面激浅で雨が降ろうが嵐が来ようが透明度100%
 また流れ出しが小規模のためはっきりとした水流が無いせいでしょうか
 無風時の水面はまるで一枚ガラスのように静謐で
 水底の小石の粒さえくっきり見えます
 根掛かりしたニンフだってはっきり見えます
 人影どころか6Xティペットの影でマス達がピューッと逃げて行きます
 さらには池の周りもさほど整備していないため(これはもしや故意?
 並木や藪が邪魔でキャストどころかメンディングすら困難です
 どちらかというと自然沼に近いと言えるでしょう
 フライも私が作った管釣り専用「超頑丈MSC100人乗っても大丈夫」ではまるで歯が立たず
 スプーン・ミノーも私の腕では着水と同時に魚影が四散しますので
 私的にはコスト的理由で管釣りでは使うことが無い渓流用の繊細フライを引張り出し
 しかもあの手この手と手管を使いようやく…と言ったところです
 でもそういうとこがすごくイイ!と思う私はマゾですかそうですか

 ですが!ここで優雅に泳ぐマス達の見事なことといったら
 特に今時分なら婚姻色も鮮やかに鏡中を滑る彼らをこんな間近で…
 ちょっと言葉にならないくらいに感動します
 中には「戦車の砲弾かよ!」と思わず叫んでしまうような
 ボンキュッボーンなグラマラスさんも姿をお見せ下さり
 竿を出さずに見ているだけでもドキドキしますよホント(笑

 ですがこの池はまだまだ序の口
 上浜にはさらなる………おっとっと今日のところはここまでに
 もし後日上浜に行く機会があって(難関その1)
 さらに対大物専池勝率0.09を臨界突破できたなら(難関その2)
 写真でも撮ってこようかと思います
 期待せずにお待ち下されぃ



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